※この記事はPRを含みます。
こちらの記事では、このような悩みを解決します。
こういった疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
その①:IELTS5.5のレベルはどのくらい?
その②:IELTS5.5を達成した勉強法
その③:英語初心者がIELTSを勉強するときの3つの注意点
✔︎記事の信頼性
この記事を書いている私は、英語力ゼロで2ヶ月の短期留学を経験。英語学習歴1年半でIELTS overall 5.5を達成しました。
「IELTSは英語初心者には難しそう。でも、海外でのキャリアを作るために、IELTSのスコアが欲しい」
このように考えている英語初心者は多いと思います。
結論、英語初心者でもIELTSで5.5を取ることは可能です。
しかし、英語初心者にとってIELTSの難易度はかなり高いと言えます。
でも、正しい勉強法がわかれば、英語初心者でもIELTSで5.5を取ることはできます。
英語初心者が、IELTS5.5を達成するための勉強法を見ていきましょう。
目次
IELTS5.5のレベルはどのくらい?
IELTS 5.5のレベルは「海外の私立カレッジで、必要とされる最低スコア」であることが多いです。
海外の私立カレッジでは、特定のコースの授業を受けます。(語学学校とは全くの別物です)
・マーケティング
・ホスピタリティ
・国際ビジネス
上記が、授業内容の一例です。
このような授業を、英語で受けるのが私立カレッジです。
よって、IELTS5.5は「海外で英語の授業が受けられるレベル」といえます。
<IELTS5.5レベルの参考スコア>
英検:準一級
TOEIC: 600〜700
しかし、IELTSは4技能試験・アカデミックな内容であるため、他の試験と異なります。
よって、他の試験との比較は、参考程度に見ておきましょう。
ここからは、IELTS5.5のレベルを技能ごとに具体的に解説していきます。
IELTSスピーキング5.5のレベルは?
IELTS「スピーキング」5.5のレベルはこちら。
「オンライン英会話で、自分の好きなトピックはスラスラ話せる」
スピーキングで5.5を取るには、難しい単語力・完璧な文法は必要ありません。
まずは何よりも「止まらずに英語を話せること」が大切です。
Fluency(流暢さ)がある程度あれば、5.5をとることは可能でしょう。
<スピーキング5.5のレベル>
・質問を理解して答えることができる
・一文が短くなってしまう
・同じ言い回しばかりを使ってしまう
・文法のまちがいが多い
たとえば、5.5のレベルだと下記のようなことあります。
・3単現のSが抜けてしまう
・現在形・過去形をまちがえる
このようなミスがあっても、5.5を取ることは可能です。
しかし「同じ単語の繰り返しが多い」「話すのに躊躇してしまう」ことが多いと、5.5をとることが難しくなってくるでしょう。
IELTSリスニング5.5のレベルは?
IELTS「リスニング」5.5のレベルはこちら。
「カジュアルな場面での会話は、90%理解できる」
リスニングで5.5を取るためには、ほとんどの日常英会話は理解できる必要があります。
専門用語やビジネス関連の単語を完璧に聞きとる必要はありません。
基本的な英語の聞き取りができれば、英語初心者でも5.5をとることができるでしょう。
<リスニング5.5のレベル>
・オンライン英会話で先生の話が聞き取れる
・海外のYoutube動画を聞き取れる
・知らない単語が増えると聞き取れなくなる
リスニングで5.5を取るには正答数「18〜22」が必要です。
※5.5を取るには、IELTS「Part1」の問題を高い確率で正解することが大切。
でも、難しい単語の聞き取りは、完璧にしなくてもいけますよ!!
IELTSリーディング5.5のレベルは?
IELTS「リーディング」5.5のレベルはこちら。
「DMM英会話のデイリーニュースの記事が理解できる」
こちらがDMM英会話デイリーニュースの画面です。
私がIELTSを勉強し始めた頃は、このArticle(記事)でも、わからないフレーズがありました。
しかし、IELTSを勉強していく中で、このデイリーニュースは完璧に理解できるようになりました。
5.5レベルに到達するには、少なくともこのデイリーニュースは理解できる必要があります。
※DMMのデイリーニュースはオンライン英会話を契約してなくても見ることができます!
<リーディング5.5のレベル>
・簡単な単語の英文は、抵抗感なく読める
・時間をかけて読めば、理解できる
・英字新聞は、難しく感じる
リーディングで5.5を取るには正答数「19〜22」が必要です。
5.5レベルは、正直「必死にやってどうにか正解できた!」みたいな感じです。時間もギリギリで、「これかな...?」という感覚が多かったです。
IELTSライティング5.5のレベルは?
IELTS「ライティング」5.5のレベルがこちら。
「エッセイの書き方を理解し、知っている単語で文章が作れる」
まず、エッセイの書き方を知らないと、5.5をとることは難しいです。
エッセイの書き方を勉強した上で、自分の知っているレベルの文法と単語でエッセイが書ければ、5.5レベルには到達できるでしょう。
<ライティング5.5のレベル>
・話す英語・書く英語の違いがわかる
・エッセイの構造を理解している
・同じ構造の文、単語の繰り返しが多い
・文のつなげ方が不自然
とにかく「書く英語」を覚えて、エッセイの構造に慣れれば、5.5はとれます。
単語力や文法よりも、「一貫性(例 導入→主張1→主張2→結論)」が大切です。
IELTS5.5を達成した勉強法
まず、私はIELTSで5.5を取るために、「3ヶ月で150時間」勉強しました。(1ヶ月あたり50時間)
※参考程度に、私のIELTS勉強前のレベルは、オンライン英会話で意思疎通はとれるけど、文法勉強はまともにやったことない状態。
IELTSで5.5を達成するために、私が使ったツールは下記の5つです。
・IELTS公式問題集
・italki
・Udemy
・Youtube
・オンライン英会話
IELTS専門講師のカリキュラムなどは受講しませんでした。まず5.5を達成するには、これらのツールで十分かと思います。
IELTS公式問題集
IELTSの公式問題集を2つ使用しました。(全て英語です)
- IELTS Academic 15(模試4回分+答え、解説なし)
→計141ページ - The official Cambridge Guide to IELTS(模試8回分+答え、練習問題、解説つき)
→計402ページ(解説で153ページ)
これらの公式問題集を、まず一番最初に買いました。
<勉強法>
・週1ペースで模試をやり、1週間かけて復習(リーディングとリスニング)
・復習の内容は、教材にそのまま書き込む(ノート分けると理解しにくい)
・単語帳とかは作らず、とにかく問題に集中(全ての単語を理解する必要はないため)
この練習問題と解説のおかげで、私は少しづつIELTSの問題に慣れていくことができました。
- シンプルな模試だけでいい→「IELTS Academic 15」
- 問題形式から勉強したい人→「The Official Cambridge Guide to IELTS」
このように教材の選び分けをするのもよいかもしれません。私の場合は、多くの過去問を解いて対策をしたかったので、どちらも購入しました。
italki
italki(アイトーキー)という語学学習サイトでは、スピーキングとライティングを練習しました。
italkiでは、自分が受けたい分だけ1回ずつレッスン代を払います。
レッスン内容は、以下の通りです。
・スピーキング:Part2・3の練習
・ライティング:レッスン時間外に提出、添削後アンサーをもらう
<勉強法>
・スピーキング→レッスンで先生の質問に答える(1時間ぶっ通しでやる)
・ライティング→添削後のエッセイを確認&リライト(書いていくうちに、流れがわかるようになる)
スピーキングでは、とにかく、たくさんの質問に答えました。おかげで、どんな質問がきても、まず無言になったりすることはなくなりました。
ライティングは、添削後のエッセイをチェックして、間違っていたところをひたすらやり直しました。
Udemy
Udemy(ユーデミー)という学習サイトを使ってIELTSのスピーキングのコースを視聴しました。
Udemyとは(https://www.udemy.com/)
・動画コンテンツで学習ができるサイト
・世界中の動画コンテンツから選べる
・動画は買い切り、セール期間に購入が基本
<勉強法>
・スピーチに使えるフレーズをインプット(ただ聞いてみたり、ノートに書いたり)
・質問の答えを、声に出して録音&チェック(先生の模範解答を参考にします)
私が購入したコースはこちらです。(https://www.udemy.com/share/1029mKAEESc1tSTHwD/)
もともとYoutubeで見ていた方なのですが、とてもわかりやすかったのでコースを購入しました。
内容がより豊富なのはもちろん、勉強の順番がしっかり決まっています。
無料のYoutube動画よりも、計画的に勉強を進められました。
Youtube
Youtubeでは、IELTS講師による動画で勉強をしました。
IELTS勉強にオススメのYoutubeチャンネル
・E2 IELTS
・English Speaking Success
(↑Udemyで紹介した方)
<勉強法>
・IELTSの問題の解説を見る
(特にライティングの構成など)
・実際に一緒に練習してみる
(時間制限付きのテスト動画あり)
・模範解答を聞いて、フレーズを覚える(書くよりも声に出す)
Youtubeでは、「IELTSのやり方」を学びました。
しかし実際は、採点で何が求められているか、どこを重視して勉強するかが大事です。
オンライン英会話
オンライン英会話は、IELTSの全科目のスキルを効率よく伸ばせる方法です。
理由は、下記の通り。
・英語学習を簡単に「習慣化」できる
・日本人が苦手な「スピーキングリスニング」が伸びる
・「比較的低価格」でIELTSの勉強ができる
オンライン英会話の多くは「週に1回〜」と自分のペースに合わせてコースが選べるので、無理なく継続しやすいです。
また、italkiなどの1回ごとに料金を支払うレッスンに比べて、圧倒的にコスパが良いのもメリットです。
英語初心者がIELTSを勉強するときの3つの注意点
英語初心者が、心を折られないための3つの注意点です。
①現在の英語レベルを把握する
②文法をがっつり勉強する
③時間をかけて問題を解く
まず、ここでいう初心者とは「英語は、学生時代に授業でやったっきり」の人と定義します。
このレベルからoverall 5.5を達成するのは、なかなか大変です。
でも少しずつ頑張れば、5.5は絶対に達成できます。
※「5.5は簡単です」という意見は、大抵英語の基礎がある人の言葉なので、気にしないで大丈夫です!
その①:現在の英語レベルを把握する
まず、今の英語レベルを把握しましょう。
<方法>
・無料の英語力診断テスト(ネットで検索)
・IELTS教材の模試(市販の教材)
・オンライン英会話の試験対策コース(サイトによる)
英語力診断テストをすると、おおよその英語力が数値で判断できます。
まずは「TOEIC ○点」「英検○級レベル」など、具体的なレベルを把握しましょう。
スタート地点を把握したら、あとは少しずつ成長していくだけです。
その②:文法をがっつり勉強する
まず、文法書をがっつりやりましょう。
理由は、文法知識がない状態でIELTSを勉強すると、理解に時間がかかり全く問題が進まないからです。
しかし、IELTSは全くの別次元レベルです。なんとなく英語がわかるだけでは、ついていけません。
1つ1つの文の構造を理解するために、文法は徹底的にやりましょう。
私が使った文法書は「一億人の英文法」です。
まあまあ分厚いのですが、「これなんで?」と思う文法の謎が、詳しく説明されています。
イラストや例文が多くて、参考書が嫌いな私でも読破することができました。
文法を疎かにしていた私が言えることは「文法が分からなくても英語は話せるけど、IELTSを攻略するのは不可能」ということです。
その③:時間をかけて問題を解く
制限時間やルールを無視して、理解できるまで問題を解きましょう。
具体的には、下記の通り。
スピーキング
→フレーズや単語を調べながらやる
リスニング
→3回は音源を聞く
リーディング
→時間制限なし、単語を調べながらやる
ライティング
→時間制限なし、回答例を見ながらやる
これくらい時間をかけて解いてから、答え合わせをしましょう。
理由は、英語初心者がIELTSの問題を解こうとしても、まず無理だからです。
はじめは問題から理解できなくて当たり前なので、分からないことは調べながらやりましょう。
まとめ
IELTS5.5の難易度。
スピーキング
→「オンライン英会話で、自分の好きなトピックはスラスラ話せる」
リスニング
→「カジュアルな場面での会話は、90%理解できる」
リーディング
→「DMM英会話のデイリーニュースは理解できる」
ライティング
→「エッセイの書き方を理解し、知っている単語で文章が作れる」
IELTS5.5をとるために私がやったこと。
IELTS公式問題集
italki
Udemy
Youtube
オンライン英会話
英語初心者がIELTSをやる際の注意点。
現在の英語レベルを把握する
文法をがっつり勉強する
時間をかけて問題を解く
以上です。
英語初心者も、IELTSにチャレンジできます!まずは5.5目指して頑張りましょう!