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カナダ留学前に必要な7つの手続き!ワーホリで渡航した筆者が解説します

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「カナダワーホリのビザが降りた!次は何をすればいい?」
「海外留学前にやるべき手続きは?」

このように、留学前にやるべきことが分からず焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。渡航前にやることが多くストレスを感じるかもしれませんが、先に各手続きの所要時間を把握することで不安を減らすことができると思います。

本記事では、エージェントなしでカナダワーホリを経験した私が、渡航前にやったことリストを紹介します。

ちなみに、私は過去にエージェント有での語学留学も経験しています。これからカナダ留学を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

カナダ留学前に必要な手続き7つ

カナダ留学をする場合、渡航方法によって必要な手続きは異なります。私はワーキングホリデービザで渡航しました。

主に留学前に必要な手続きは、以下の7つです。(VISA申請は以下に含まれていません)

  1. 海外転居届
  2. 銀行の残高証明書
  3. 海外保険加入
  4. クレジットカード契約
  5. wise口座開設
  6. カナダのSIM契約
  7. eTA

カナダ留学前に必要な手続きについて、それぞれ詳しく解説します。

1. 海外転居届

海外に1年以上滞在する場合、市役所で「海外転出届」と呼ばれる申請を行います。海外転居届は、1年以上海外に滞在するときに申請が必要です。日本不在時の住民税、国民年金、国民健康保険の支払いが免除されます。

2. 銀行の残高証明書

カナダ政府が指定する金額が掲示された、銀行の残高証明書を準備します。私が調べたときは「出国1ヶ月〜1週間前以内」に発行された銀行残高証明書が必要とのことでした。ワーホリ、学生ビザなどで提示が必要な金額は異なります。

私はゆうちょ銀行の支店で、即日発行をしてもらいました。しかし、支店が小さい場合は発行までに1週間かかるという情報も見かけたので、早めに電話などで所要期間を確認しておくと安心です。

3. 海外保険加入

カナダ政府によると、以下の通りカナダ滞在期間中の健康保険は必須となっています。

For International Experience Canada, you must have health insurance for the entire time you are in Canada.

しかし、「入国審査で提示を求められなかったから、海外保険は無くても大丈夫」という情報が出回っていることもあるようです。海外保険の加入が確認できずにVISAが短縮されてしまったケースを聞くので、滞在期間中の海外保険は必ず加入しておくことをおすすめします。

私はBIIS(ブリッジス・インターナショナル保険サービス)の「Allianz」という海外保険を利用しました。申込フォーム送信した翌日には加入完了メールが届きました。加入証明書なども、メールにPDFで添付されてきます。

また、私は海外保険が自動付帯されているクレジットカード(EPOSカード)を契約したので、その保険証明書の発行も行いました。発行までは約1ヶ月半かかりました。次で詳しく説明しています。

4. クレジットカード契約

カナダで使えるクレジットカードを準備します。一般的には「VISA、マスターカード」は海外で使える場合がほとんどなので、これらを選ぶようにしましょう。

また、海外ではセキュリティや電子機器の関係でクレジットカードが使えないことが割と頻繁にあります。念の為、クレジットカードは2〜3枚用意しておくと安心です。私は以下の3枚を用意しました。

  • JALカード:年会費あり
  • dカード:年会費なし
  • EPOSカード:年会費なし

留学前の手続き系の中で、クレジットカードはなるべく早めに準備しておくべきです。「審査に時間がかかる」「審査に落ちた時に別のカードを申請しなければいけない」なども起こり得ます。

ちなみにEPOSカードは、無料なのに海外保険も付帯しているので留学生には特におすすめです。私は約1ヶ月半でカードが自宅に届きました↓

5. wise口座開設

日本⇔カナダでの送金を行うために、「wise」という銀行口座を開設します。「海外送金といえばwise!」というくらい普及してきていますが、登録の先は本人確認などが必要で少し手間がかかりました。ちなみに本人確認では、写真撮影のためにマイナンバーカード、紙とペンも必要です。

招待コードを使うと、手数料が最大75000円無料になるらしいです。以下、Wiseヘルプセンターからの引用です。

Wiseに招待されたお友達は 最初の送金の手数料が割引となるクーポンを受け取ることができます。

私は知らなかったので普通に作ってしまいましたが、これから作る方はどうぞ↓

招待コード:https://wise.com/invite/ihpc/ayumiw28

6. カナダの携帯SIM契約

カナダでスマホを使えるようにするため、現地のSIMを契約します。私は、SIMカードを無料で日本まで郵送してもらえる「Lucky bomile」のプランを「けーたい屋」を経由して購入しました。ちなみにプランは「5GB /月額40$」を選びました。

申込みから約1週間でSIMカードが自宅に到着しましたが、今はインターネット上で発行できる「eSIM」もあるので、活用するのも良いかもしれません。

補足ですが、私は日本不在時の月額料金を無駄に払いたくなかったので、日本のスマホを電話番号保持のみへ契約変更を行いました。最適なプランは人によって異なると思うので、スマホ会社に相談してみてください。

7. eTA

カナダ入国には、電子渡航認証システムの「eTA(Electronic Travel Authorizations)」が必要です。詳しく説明すると、「入国ビザが免除されている外国籍(←日本はこれに該当)をもつ人が、空路でカナダ入国、もしくはカナダの空港で乗り継ぎ」する場合に必要なものです。

eTAの申請は、カナダ政府のサイトから行います。申請フォームは全て英語なので、記入ミスがないように気をつけましょう。通常は、申請から数分以内にeTA取得完了のメールが届きます。取得料金は7カナダドルです。

カナダに安心して渡航するためのポイント

留学は、渡航前の不安が何よりも大きいと思います。入国審査でのミス、ビザや書類の不足などを防ぐために、できるだけ対策をしておきましょう。私の場合、以下の作業を事前にやっておくことで不安が軽減されました。

  • 入国時に必要な書類のリストアップ
  • 重要なカードや書類のコピーを取る
  • フライト情報と持ち物リストをまとめる

私はエージェントを利用しなかったので尚更念入りに情報を調べました。しかし、エージェントを利用する場合でも、情報をリサーチして再確認しておくのがおすすめです。

入国時に必要な書類のリストアップ

入国での必要書類、提示が必要な可能性のある書類をリストアップしましょう。

入国審査の流れはオフィサーによって異なるので、人によって提示を求められる書類が異なることもめずらしくありません。本当に入国に必要な書類は何なのか、困惑してしまう方も多いようです。

たとえば「海外保険の証明書は、入国審査で見せてと言われなかったから用意しなくて大丈夫」という情報を間に受けてしまうと危険です。前述した通り、カナダ政府が指示している書類は、必ず準備するようにしましょう。

重要なカードや書類のコピーを取る

海外でパスポートやクレジットカードを紛失してしまったときのために、コピーを取って情報がわかるようにします。

慣れない海外生活では、無意識のうちに注意がそれたり盗難の被害にあってしまうことも少なくありません。

トラブルは起きない方が嬉しいですが、実際にスマホの盗難やカード紛失を経験している友人はいます。いざというときのために、情報をコピーしてファイルにまとめておくと安心です。

フライト情報と持ち物リストをまとめる

フライト情報と持ち物をわかりやすくまとめておきます。

フライト情報は、航空券を買ってから日にちが経つと、便名や時間があやふやになりがちです。

e-ticketを保存しておくのも良いですが、紙面にコピーしておくとなお安心でしょう。航空会社が許容するスーツケースの許容サイズ・重さなどもメモしておきます。

留学への持ち物リストは、スーツケース・リュックに入れるのを想定しながら作るのがおすすめです。手元に持っておきたいもの、機内持ち込み不可の物などを考慮しながらリストを作ります。また、現地で買えるものを先にリサーチしておくと、優先するべき持ち物がはっきりします。

まとめ

カナダ留学前に必要な手続きは主に「海外転居届」「銀行の残高証明書」「海外保険加入」「クレジットカード契約」「wise口座開設」「カナダのSIM契約」「eTA」の7つです。渡航前に必要な手続きは、渡航ビザや期間によって異なるので、留学エージェントやカナダ政府の情報を確認するようにしましょう。

また、留学先で英語環境の仕事を見つけたい方は、渡航前に英語学習もしっかり行っておくのがベストです。

  • この記事を書いた人

Ayumi

【英語学習・海外生活を発信】2022年〜カナダのバンクーバー。23歳まで海外経験なし→カナダワーホリでSEPHORA美容部員→今はフリーランスとして活動。カナダでの実体験をもとに、ブログを執筆中。2019年カナダ短期留学→2021年カナダ旅行→2022年カナダワーホリ。海外にチャレンジする留学生を応援しています。

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