「英語を伸ばして人生の幅を広げたい」
「留学に行って英語を学んでみたい」
このように英語や海外への憧れをもっている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、日本で社会人として働いていた私が、カナダで働くまでの経緯を紹介しています。私の体験を綴っているので、このような実例もあるということを知っていただければ幸いです。
目次
私がカナダで働くまでの3ステップ
私がカナダで働くまでの流れを、以下の3ステップで解説します。
- 会社を辞めてカナダ短期留学
- 日本帰国後に行動
- ワーホリでカナダへ
ちなみにこれらの行動をしたのは、23歳〜26歳にかけての3年間です。海外で働くまでに具体的にしたことを話していきます。
1. 会社を辞めてカナダ短期留学
23歳の時、5年勤めた会社を辞めて2ヶ月カナダ短期留学をしました。語学学校に2ヶ月通った、いわゆる「語学留学」です。海外の雰囲気を感じるための留学だったので、いかにネイティブと話す環境を作るかを重視していました。
語学学校では下から2番目のクラスで、英語初心者レベルだったので、先生の言うことが3割くらいしか理解できませんでした。2ヶ月でリスニング力は伸びましたが、スピーキングの変化はあまりみられませんでした。
2. 日本帰国後に本格的に英語学習を開始
日本帰国後に再度ワーホリでの渡航をしたかったのですが、コロナで渡航が先延ばしになってしまいました。いざ渡航する時のために英語力を伸ばしたくて、英語面接のある仕事に応募しました。その職場で働きながらIELTSに挑戦し、スコアは5.5という結果でした。
その後、コロナが続き渡航の目処がたたなかったのでキャリアアップを目指して広告代理店に転職しました。個人でブログも書いていて、副業でライターの仕事もしていました。
3. ワーホリでカナダへ
コロナが落ち着きワーホリが解禁された時期に、念願のカナダ渡航をしました。渡航して1ヶ月で現地企業であるSEPHORA(セフォラ)というコスメショップにてジョブオファーをもらいました。渡航前はカフェやジャパレスを検討していたので、予想外だったのを覚えています。
英語が話せるとはいえ、初めはネイティブの英語スピードについていくのに必死でした。働いていくうちに、コミュニケーションできるようになっていきました。
私が日本でしていた英語勉強法
カナダワーホリで英語環境の仕事をGETしたというと「英語どうやって伸ばしたの?」と聞かれます。結論、私は日本で英語力を中級レベルに上げてから渡航しました。具体的な方法は、以下の通りです。
- オンライン英会話
- 身の回りを英語にする
- 文法本やYouTubeでインプット
よく聞く英語勉強法かもしれませんが、私はこれらを2年間続けました。すぐに英語力を上げるのは難しいことを短期留学で学んだので、長期的に英語学習をする心構えがありました。
また、上記とは別にIELTS受験にも挑戦しました。理由は、4技能をバランスよく伸ばせることとTOEICと違い海外でも通じる資格だからです。
それぞれの具体的な頻度や方法を解説します。
オンライン英会話
私の中でオンライン英会話は、最もコスパよく英語環境が手に入るツールだと思っています。海外で英語を使って働くうえでスピーキング・リスニングは避けて通れません。もちろんライティングやリーディングも大切ですが、留学を控えてる人が率先して伸ばすべきは「話す力・聞く力」と考えます。
使用したのはDMM英会話とキャンブリーで、計2年間で最低週1回はレッスンを受けていました。
仕事が午前9時〜6時だったので基本的に土日のどちらか、余裕がある日は平日の朝か夜に追加でレッスンを組みました。
身の回りを英語にする
身の回りを英語にすることで、無意識に英語に触れる機会を増やしました。具体的には、以下の通りです。
- スマホの言語設定は英語
- 音楽は洋楽
- 壁に学んだ英語を貼る
英語勉強中は日本のTV番組やドラマはなし、全て英語関連の作品にしていました。すぐに効果が出るわけではありませんが、毎日英語に触れることで苦手意識が少しずつなくなっていきました。
文法本やYouTubeでインプット
英語文法の基礎を理解するために、英文法を3週しました。一気におわそうとするのではなく、1日2〜4ページを目安に行います。一度読んだだけで記憶することは難しいので、サラッとインプットしておいて、わからない時にまた見返すようにしていました。
実際に利用した文法本は、以下の2つです。
YouTubeは、英語フレーズや単語のインプットに活用しました。ひたすら好きな動画を見て新しいフレーズや単語をノートにまとめたり、紙に書いて壁に貼ったりしました。
英語力を伸ばしたい社会人が知っておくべきこと
以下は、私が日本で英語勉強をし、その後海外の現地企業で働いてみて感じたことです。
- 留学しなくても英語力は伸ばせる
- 留学や英語力の先にある目標設定が重要
- 自分の生活に合わせたプランを立てる
「どのように英語を勉強するか」を決めるには、まず達成したい場所を見定めることが大切です。目的がない英語学習はモチベーションも保ちにくく、継続も難しくなるでしょう。ここからは、英語力を伸ばすために知っておくべきことを解説します。
留学しなくても英語力は伸ばせる
「英語力を上げたい=留学しよう」と考える人は少なくありません。私も初めての語学留学した時はそのように考えていました。しかし、実際は最低限の英語力は日本で習得することができます。
オンライン英会話でネイティブと話せますし、英語コンテンツはインターネットに溢れています。よって、最低限の英語力を取得できるかは、本人の努力次第といえるでしょう。
また私の意見ですが、留学で得られるスキルとしては「ネイティブのスピードについていく力・個々で異なるボキャブラリーへの適応力・異なるカルチャーへの理解力」が挙げられると思います。英語力のその先にあるコミュニケーションを高めるにあたり、留学は適しています。
留学や英語力の先にある目標設定が重要
留学や英語力の先にある目標設定が大切です。
- 英語力を伸ばし日本でのキャリアアップ
- 海外拠点でのキャリア形成
- 海外移住
このように、留学や英語におけるゴールはさまざまです。
私の場合、初めて語学留学をした時の目的は、「海外の雰囲気を味わい、好きかどうかを見極めること」でした。海外や英語に本当に人生をかけて取り組みたいのかを決める判断材料として短期留学したともいえます。結果、本気で取り組もうと思えたので、帰国後もさまざまな行動をしました。
自分の生活に合わせたプランを立てる
自分に合った学習計画を立てましょう。英語学習の落とし穴の1つに、自分の生活に合わない学習を取り入れてしまうということがあります。
社会人とひとことでいっても、働き方のスケジュールは人それぞれです。たとえば、残業が多くプライベートの時間が取れない仕事もあれば、基本定時上がりで土日も自分の時間が取れるという人もいるかもしれません。
「Aさんは1日4時間勉強してるのに、30分しか勉強できていない自分はまだまだだ、、、泣」
このように人との比較をして落ち込むことがあるかもしれませんが、生活リズムは人それぞれ違います。自分のペースを掴んで、ルーティンを継続することに集中しましょう。
まとめ:日本で最低限の英語力をつけながら、ゴールを明確にしよう
社会人は仕事が忙しくストレスも大きいので、自分に合った勉強法を見つけることが大切です。日本で英語を学ぶ・海外留学を検討するなど、叶えたいゴールによって適した選択は異なります。英語に関心がある社会人の背中を少しでも押せたならば幸いです。
私がワーホリ渡航1ヶ月で完全英語環境の仕事をゲットした方法は、noteにまとめています。無料部分だけでもぜひ読んでみてください。